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パズドラ バジリスクの元ネタ・神話とは?

今回はパズドラにも登場する
『バジリスク』の元ネタ・神話をまとめました。



バジリスクの元ネタ・神話とは?


パズドラでは
使い勝手が難しいモンスター?

ヴァンパイアが手に入るまでの
闇パには使えそうですね。

バジリスクはパズドラ以外でも
耳にしたことがあると思います。

漫画のタイトルにも使われています。
大人気のONE PIECEにも登場します。


120.jpg

バジリスクの語原は
ギリシア語のバタリスコス
(Basiliskos 小さな王)にあり
おおよそ蛇の中の王という
意味であったと思われます。

これにはコカトリス(Cockatrice)
またはバジリコックという
別名がありました。

コカトリスというのは
ジェニングスによれば
古スぺイン語のココトリス(Cocotriz-鰐)がもとで
英語のクロコダイル(Crocodile)
と語源は同じです。

つまり、バジリコックは
上記二つの語からの合成語です。

この怪物ほど時代によって
その形態を変えてきたものは
珍しいです。

同じところは視線や毒による致死作用で
これさえもこの怪物独特のものではなく
ゴルゴンやカトブレパスなど
別種の生き物との
共通の特徴になってしまいます。

順を追って
その変化をみていきたいと思います。

バジリスクに関する
もっとも古い文献は紀元一世紀
プリニウスの「博物誌」です。

その第八巻三十三章には
「バジリスクという蛇も(カトブレパスと)
同様の力をもってる。

(アフリカの)キレナイカ地方に産し
12インチ(約30センチ)ほどで
頭部に王冠のような
鮮やかな白い文様を有する。

シュッという鳴き声を聞いただけで
すべての蛇は逃げ出す。

またほかの蛇のように
身体をくねくね曲げて進むことはなく
中ほどを持ち上げて進む。

触れることはおろか
その息によっても木は枯れ
草は焼けただれ、石は砕かれる。

ほかの動物に対する効果は致命的である。

馬上から槍で突き殺した者がいたが
その害毒は槍を通って
騎手どころか馬までも
殺してしまったと信じられてる。

この生き物はかくも
驚くべきものであったために
諸々の王の中には死んで
安全になった標本を
見たがるものもいた。

バジリスクにとって
イタチの毒こそ命取りであった。

すなわち
天敵をもたぬものはないという
天のおぼしめしである。

バジリスクを
地面のまわりが汚れているので
すぐ識別できるイタチの穴に放り込むと
イタチはその悪臭でもって
相手を殺して共倒れになり
自然によって定められた戦いは
終わりを告げるのである」と書かれてあり
最初は蛇の形をしていたことがわかります。

また、視線による石化能力も
ありませんでした。

澁澤龍彦はこれを
コブラではないかといっています。

確かに身体を持ち上げるのは
蛇使いの壷の中から出てくる
格好でおなじみですし
平たくした喉にある眼鏡のような
模様は王冠のように
見えないこともありません。

また、バジリスクとイタチの格闘は
コブラとマングースの死闘を思わせます。

だとすると、これはナーガと
もとは同じだとということになります。

一方は精霊、一方は化け物では
ハジリスクもさぞ浮かばれないですね……。

さて中世になると
バジリスクは二本または四本足をした
鶏とトカゲを合わせたたような
奇妙な姿になってしまいます。

頭には雄鶏のトサカがあり
身体には黄色い羽毛
幅広い翼にはトゲ
蛇のような尾は先が鈎型になっていたり
もうひとつの雄鶏の頭になっていたりします。

このイメージは
おそらく別名のコカトリスから
起こったものでしょう。

すなわち名称の中にコック(Cock-雄鶏)という
言葉が含まれていたことから
連想された姿なのです。

毒に関してはさらにひどくなり
飛ぶ鳥を落とし、実る果実を腐らせ
バジリスクの水飲場となっていた川は
何世紀も毒が消えず
あたり一面を砂漠にしてしまいます。

バジリスクを突き殺した人は
槍からまわってくる毒をふせやために
腕を切り落とさねばなりませんでした。

さらにその毒は目にまでまわり
にらまれただけでも
生き物は死んでしまうという
性質が加わりました。

ただし、それれによって
水に映った自分の姿を見て
死んでしまったという間抜けな
バジリスクもいたようです。

これから、この毒の視線を避けるには
あたかもメデューサを倒した
ペルセウスのように
鏡をもってすればいいことがわかります。





また、水晶かガラスの壷を
目の前にして戦えば
やはりその毒は跳ね返って
バジリスク自身を殺すとされています。

ほかにもいくつかの退治方法があります。

聖書では蛇は
悪魔の使い(またはそのもの)とされており
当然のごとくバジリスクもその仲間とされました。

そこで、バジリスクに出会った聖人が
天をにらんで祈りをもって
打ち倒してしまったという話もでてくるのです。

またへンルーダという薬草だけは
バジリスクにも枯らすことができない
とされるようになりました。

プリニウスの話では
バジリスクと相うちしてしまったイタチも
この薬草を常時用意しておくことによって
常に打ち勝つことが出来るということになりました。

目が見えない人は
バジリスクの脅威に
さらされることはありません。

アンティオケのプロータイナスは
生まれつき目が見えませんでしたが
砂漠でバジリスクを見つけて飼い慣らし
その目にフードをつけさせることに成功しました。

プロークイナスは
飼い慣らしたバジリスクを
町まで連れてきたのですが
雄鶏の鳴く声を間いた途端
バジリスクは悶絶して死んでしまったといいます。

なぜ雄鶏の鳴き声を聞くと
死ぬとされたのかはわかりませんが
この辺はバジリスクの
出生の謎とも関連してきます。

バジリスクがいかに生まれるか
についてはさまざまな説があり

その初期には
イビスという朱鷺に似た鳥の卵から
生まれるとされました。

この鳥はナイルの岸辺に住む毒蛇を食うので
体内に蓄積された毒によって
バジリスクが生まれてくるというのです。

また、メデューサの子孫である
という説もあります。

ビーエル・ル・ピカールの説では
バジリスクは雄鶏の生んだ卵から
生まれるといいます。

雄鶏が七歳になると
体内に一個の卵が生じ
地面に穴を掘って生みます。

それをひきがえる(あるいは蛇)が嗅ぎつけ
雄鶏がそこを離れると同時に
卵を盗んで温めるのです。

バジリスクは
生まれて歩けるようになると
すぐ地面の割れ目とか
そのほか人目につかない場所に隠れてしまいます。

というのも
人間がバジリスクを見るほうが
早ければバクリスタは死に
バジリスクが人間を見るほうが早ければ
人間が死んでしまうからです。

またシリウスが輝く夜
老いた雄鶏が自分の糞の上に生んだ
卵から生まれてくるという話もあります。

この卵には殻も卵黄もなく
厚い膜で被われているだけです。

これが糞の熱やひきがえるによって
温められてバジリスクが生まれるのです。

死んだバジリスクには
標本とする以外にも利用価値があります。

すなわち
クモやツバメをよけるために
神殿の前にかけるとよいというのです。

ところで十六世紀になると
アルドロヴアンディという
イタリアの博物学者が
「蛇およびドラゴンの博物誌」という
著書き出しましたが

その挿絵にあるバジリスクは
八本足の化け物です。

足と頭は鶏に似ていますが
身体分のほかの部分は
トカゲのようにびっしり
ウロコにおおわれています。

尾は長く先がまるまっていて
頭に王冠をかぶっています。

また、フローべルも一風変わった
バジリスクを思い描いています。

すなわち「聖アントワーヌの誘惑」
に出てくるその姿は
三つに割れた頭をもった紫色の大きな蛇で
牙がニ本しかなく、一本は上顎に
一本は下顎についています。

雲からも、枯木からも、動物の毛からも
沼の表面からも火を吸いこみ
それによって宝石のように
あるいは金属のように輝き
あたりを燃やしてしまうのです。

ジョルジュ・サンドは
「フランス田園伝説集」の中で
今も古い城跡に出没するコカドリーユという
怪物のことを紹介しています。

これは小さなトカゲのような姿をしていて
昼の間は泥や葦草にひそみ
夜になると廃嘘をさまよい歩きます。

一晩のうちにおそるべき大きさになり
ロから疫病を撒き散らします。

鉄砲も大砲も役に立たないので
沼地を干して住処をなくしたり
閉じ込めてエサを与えずに
兵糧ぜめにするしがないそうです。

形も性質も、その名前でさえ
特定できない化け物

それがバジリスクなのだという
気がしてきます。

伝説の本質なんてこんなものかもしれませんね。


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