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パズドラ ヴァルキリーの元ネタ・神話とは?

今回はパズドラにも登場する
『ヴァルキリー』の元ネタ・神話をまとめました。



ヴァルキリーの元ネタ・神話とは?


パズドラでは使い勝手がよく
新たに木属性も追加されますます魅力的な
キャラになりました。

ヴァルキュリアとは、古北欧語で
「戦死者を選ぶ女」という意味です。

これがドイツに伝わってヴァルキューレとなり
英語ではワルキューレ
あるいはヴァルキリーになるのです。


515.jpg

彼女たちは
北欧の主神オーディンの命をうけて
馬にまたがりあらゆる戦場におもむきます。

身体にはぴっちりと鎧を着こみ
額には兜、片手には手綱
もう一方の手には剣や槍を持ち
馬には盾と弓矢をつけていて
全身光り輝いているとされます。

命をかけて戦っている勇者たちの中で
死すべき運命となっている者の
息の根を止めます。

そして、その死体を馬の鞍に積んで
オーディンの館である
ヴァルホル(Valholl 戦死者の館)まで
運びこむのです。

ヴァルホルでは
戦士たちに再び生が与えられます。

彼らは、神々と巨人族との最終戦争である
ラグナロク(Ragnarok 神々の運命)において
神の側に立って戦う
勇士エインへリヤルとなるのです。

その時まで、ヴァルキリーは
蜜酒を運んで彼らをもてなします。

ヴァルキリーには
いそがしく立ち回る以外にも仕事があります。

戦がない時には
彼女たちは歌を歌いながら機を織ります。

機のおもりは人間の首で
糸ははらわた、糸巻きは槍、梭は矢で
筬や打ち板は剣や盾です。

赤い糸で織られたその布は
織り上がってみると死体のような
灰色をしています。

ヴァルキリーは
この布の中に勇者たちの運命を織りこみ
次の戦の勝者と敗者を決定するのです。

もちろん、勝敗の決定にはオーディンの
意思がからんできます。

神の決定に逆らって
勝たせるべきではない人間に
勝利を与えた者は
ヴァルキュリアとしての資格を奪われて
地上に放り出されます。

ニーベルンゲン伝説で有名な
ブリュンヒルドもその一人です。

ちなみにヒルド(Hildr)というのは
ヴァルキリーの別称で
ほかにもこのつづりを名前に含むヴァルキリーは
グリームヒルド、スヴァンヒルドなど何人かいます。

それ以外でも
スケグル(Scogul 戦)
ゲンドゥル(Gondul魔力を持つ者)
ゲル(Goll騒がしい者)
ラーズグリーズ(Ridhgridh.計画を壊す者)などと

ヴァルキリーは物騒な名前を持つ者が
ほとんどです。

彼女らは「オーディンの乙女たち」とも
「白鳥の乙女たち」、とも呼ばれます。




北欧の神界はもともと
地上にあったらしいのですが
キリスト教などの影響によって
天上にあると考えられるようになり
ヴァルキリーも「白鳥の羽衣」によって
空を飛ぶようになりました。
(またこれによって、白鳥に姿を変えることができます)

当然、その馬も空を駆けるようになり
戦場に近づいてくる嵐は
虚空を蹴る騎馬の蹄の音だと
言われるようにもなります。

彼女たちの出自は様々で
人間の王族や巨人の娘であったりします。

おそらくオーディンによって
神界に召された者が
知恵と力を得てヴァルキリーと
なるのでしょう。
(ただしワーグナーの「ニーベルングンの指輪」
によればオーディン自身の娘であるとされています)

彼女たちはルーンや魔術に対する
広い知識を持ち、人々を祝福したり
呪ったりすることもできるのです。

ヴァルキリーをめぐる恋愛悲話は
実にたくさんあります。

泉で水浴びをしている時に
「白鳥の羽衣」を奪われ
泣く泣く人間の妻になったものの
神界が恋しくて
すきをみて逃げ出すという
日本の「羽衣伝説」に
そっくりな説話もあります。

また、たがいに愛しあっていて
子供まで残したものの
夫が非業の死をとげたため
ヴァルキリーは相手に復讐を果たす
という凄惨な伝承もありました。

ここでは「古エッダ」より
ヒャルヴァルズの子へルギに
まつわる話を紹介します。

ノルウェーの王ヒャルヴァルズには
成人してもロのきけない王子がいて
名前もつけられていませんでした。

ある時、九人のヴァルキリーがやってきて
中でも一番堂々としていたスヴァーヴァが
彼にヘルギ(Helgi 聖なる者)という
名を与えて祝福しました。

その瞬間へルギはロがきけるようになり
スヴァーヴァに求婚しました。

「あなたが私のものにならないのだったら
その名は受けません」
スヴァーヴァは快くうなずき
勇者になってくれるようにと願いをこめて
へルギに名剣のありかを教えました。

へルギはその剣を持って祖父の仇をとったり
巨人たちを倒したりして名をあげます。

スヴァーヴァはしばしば彼を守り
二人は深く愛し合いました。

しかしある時、へルギは女巨人の呪いを受けて
決闘で致命傷を負いました。

スヴァーヴアは深く嘆き
ほかの男に身を任せることは
すまいと誓います。

やがて時は流れ
二人は生まれ変わりました。

へルギの方は同じ名で
スヴァーヴァはシグルーンという
名になりましたが

やはりヴァルキリーでした。

シグルーンは
むりやりへズブロッドという者と
婚約させられますが

彼女はそれがいやで
へルギのもとに身を寄せ愛の告白をします。

前世の因縁か、やはりニ人は愛し合いますが
それが悲劇のもととなりました。

へルギは軍勢を集めてヘズブロッドを討ちます。
しかし、シグルーンの父も兄弟も
へズブロッドに加勢したため
やむなくヘルギは彼らをも
手にかけねばなりませんでした。

シグルーンはヘルギの胸にすがって
その悲しみをこらえます。

やがて二人の間には
何人かの子供が生まれましたが
この幸せは長く続きませんでした。

シグルーンの兄弟の中でただ一人
ダグという者が生き残っていたのです。

彼は、父や兄弟の復讐が叶うようにと
オーディンに祈り、供物を捧げました。

オーディンはそれを聞き届け
自らの魔の槍を貸し与えたので
ダグはその槍でヘルギを刺し殺したのです。

シグルーンはダグに呪いの言葉を吐き
来る日も来る日も泣いて暮らしました。

しばらくすると墓が開いて
へルギが死の床から甦ってきました。

傷は生々しく、血を滴らせています。

毎夜流すシグルーンの涙は
彼の胸に落ちて熱い血になっていました。

それゆえ、彼は安心して
戦死者の館であるヴァルホルに入れないのです。

シグルーンは寝具を墓の中に運びこみ
生前と同じようにヘルギに
抱かれたいと懇願しました。

二人は夜明け前までそこですごし
そしてヘルギは死者の国に帰っていきました。

以後、彼が墓場から甦ることは
なかったと言います。

この一夜によって
少しはシグルーンの傷も癒え
枕を涙に濡らすこともなくなったのでしよう。

二人は再び転生したと伝えられています。

そしてやはり恋人同士で
今度は二人とも
戦のさなかに一緒に冥府へ
旅立つことができたそうです。


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